お人好し

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    条約契約をきちんと守る国
    借金はきちんと返す国
    情に深く許す事から始める国
    すぐに相手を信頼する国
    勤勉な国 忍耐強く物静かな国

    そういう国は、条約はすぐ破られ、金が足りないと言われ、いつまでも恨まれ
    裏切られやすく、真似され盗まれ、すぐに先手を打たれ、騒がれ返せない。
    自分が守れば相手も守る
    自分が許せば相手も許す
    自分が信じるように相手も信じる
    自分が手を出さなければ相手も出さない
    残念な事にそれはとんだまやかしで、外交は根本的に相手を絶対に信用しないのが鉄則で、取引で相互の満足を与え合うことができて初めて握手を交わし、満面の笑顔を取り繕う事ができなければいけない。右手で握手するが左手は万が一の事を考え拳を用意しておくぐらいがそんな国にはちょうどいい。

    我ながら気の毒な意見


    敗戦の根深さ

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      講和条約が締結するまでの間、明治政府から継がれた救育勅語をぶっ潰し、米国製憲法9条を押し付け、一国の国語文化さえ民主化を遮る害悪とし、あわよくば漢字さえ不要とし、カタカタに統一せよと、あるいはローマ字に統一せよと。その民主化とはなにぞ。
      悪魔のような空襲、二発の原爆、放置された大陸の在留邦人、軍人、されるがままの満州、半島、北方領土。
      敗戦国は悪か。戦勝国は正義か。

      皇国の保守派を潰し、追放し、民主化政治を標榜するあまり社会党を擁護し、共産主義が推挙され、挙句スターリンのスパイが公然と出入りしはじめた。自分の国を他国侵略から守る術を一切持たされていない日本に許されたものは、平和を叫ぶ狂気に満ちた無抵抗、無策という憲法9条。
      朝鮮半島に文革の波が押し寄せ、スターリンが迫ると、すかさず青森に警察を軍隊化する指令をだし、後の自衛隊になる。マッカーサー絶賛の自前憲法が瞬時に本人によって歪められた矛盾を抱えたまま、経済活動は朝鮮戦争の特需で戦後復興のめまぐるしい進歩を遂げた。
      ように見えた日本は敗戦から計り知れない犠牲をともない、また置き忘れてしまったものがあまりに多すぎる。

      それに染まり続けた多くの世代と属する私自身。知らなかったではもはや済まされない。
      手に入らない情報の方が少ない現代だから。

      昭和12年

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        1937年7月28早朝、
        頑強な城壁に囲まれたはずの通州城の城門が静かに閉ざされた…
        通州事件『慟哭の通州』加藤康男 著

        平和ボケと言われ続けて日本人はなにかに気づけたのだろうか。
        私は少なくともこの歳にになってようやく日本人としてのアイデンティティを辿る旅を始めた。何を今更、そう言われたとしても遅すぎることはない。
        寧ろそう指摘を加えてくれる側があるという事自体がこの国の救いに繋がるのではないか。
        今が平和ならそれでいいという事は決してない。
        「過ちを繰り返さない」とはそういう事ではないだろうか。

        あの日

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          1.17
          黙祷

          立ち止まってみることも

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            m(__)m当たり前の生活の中に埋もれた幸せは決して少なくない。毎朝、迎えた朝を感謝し、祈りを捧げている。
            同時に当たり前に過ごす生活の中に溢れる逸脱、危険、錯覚、過ち、歪んだ固定観念、破壊もあるのだと改めてかんじた。
            宇沢弘文先生の「社会的共通資本」が漸く興味深く読めるところにきて思った。
            王道を突き進んだ資本主義経済の足元が崩れ始め、保護主義に流れが変わり始めている。いづれも社会格差や資源争奪や、民族紛争の解決の糸口にはならないだろう。絶えず人は争い、奪う。

            もともと車社会が与える経済的関係や文明や自然社会への影響を広範にわたり分析した論旨を基点にしたこの社会的共通資本の全容は今の時代に警告として聞き取れるほど、
            私達は実は「くるま社会が当たり前」に麻痺してはいまいか。「くるま社会」を通して経済、資本、権力、自然、自由と尊厳、独立と共生を説く。またその逆の論証もあり農村の自立生産にも力強い論証も。
            本文より「自動車道路の建設は自動車産業自体の発展に対して大きな効果を持つとともに、自動車関連産業における雇用形成を誘発し、ひいては日本経済全体の成長を促進するという効果を持っていた。このことがまた人々の精神構造に対して、無視しないで影響を与えて、自動車の果たす光の部分だけに注目して、そのネガティブな側面から目をそらすと言う思考形態が一般的な風潮となっていった。」
            また、
            「ル・コルビュジェのー『輝ける都市』には人間が欠如している」
            一度立ち止まって読むべき書に出会ったと言える。


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