敗戦の根深さ

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    講和条約が締結するまでの間、明治政府から継がれた救育勅語をぶっ潰し、米国製憲法9条を押し付け、一国の国語文化さえ民主化を遮る害悪とし、あわよくば漢字さえ不要とし、カタカタに統一せよと、あるいはローマ字に統一せよと。その民主化とはなにぞ。
    悪魔のような空襲、二発の原爆、放置された大陸の在留邦人、軍人、されるがままの満州、半島、北方領土。
    敗戦国は悪か。戦勝国は正義か。

    皇国の保守派を潰し、追放し、民主化政治を標榜するあまり社会党を擁護し、共産主義が推挙され、挙句スターリンのスパイが公然と出入りしはじめた。自分の国を他国侵略から守る術を一切持たされていない日本に許されたものは、平和を叫ぶ狂気に満ちた無抵抗、無策という憲法9条。
    朝鮮半島に文革の波が押し寄せ、スターリンが迫ると、すかさず青森に警察を軍隊化する指令をだし、後の自衛隊になる。マッカーサー絶賛の自前憲法が瞬時に本人によって歪められた矛盾を抱えたまま、経済活動は朝鮮戦争の特需で戦後復興のめまぐるしい進歩を遂げた。
    ように見えた日本は敗戦から計り知れない犠牲をともない、また置き忘れてしまったものがあまりに多すぎる。

    それに染まり続けた多くの世代と属する私自身。知らなかったではもはや済まされない。
    手に入らない情報の方が少ない現代だから。

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